歯間ブラシ？ デンタルフロス？　あなたに合うのはどっち？違いと選び方を解説！ スタッフブログvol.281

こんにちは、歯科衛生士の上野です。

みなさん、毎日の歯みがきちゃんとできていますか？
実は、歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れは落としきれないんです。
そこで活躍するのが「歯間ブラシ」と「デンタルフロス」。
どちらも歯の隙間をキレイにする道具ですが、「どう違うの？」「自分に合っているのはどっち？」と迷ってしまう人も多いはず。
今回は歯間ブラシとフロスの違いや、それぞれのメリット・デメリット、選び方のポイントをわかりやすくご紹介します！

 

歯間ブラシとは？

歯間ブラシは細いワイヤーにブラシがついた道具で、歯と歯の間の三角形の隙間に差し込んで汚れをかき出します。

メリット

•食べカスや歯垢が目に見えてとれる
•歯ぐきのマッサージ効果もある
•ブリッジや矯正器具がある人にも使いやすい

デメリット

•隙間が狭い歯には入りにくい
•無理に使うと歯ぐきを傷つけることも
•ゴム製のものは清掃性があまり良く無い

 

デンタルフロスとは？

フロスは細い糸を歯と歯の間に通して、こすり取るように使います。
指に巻くタイプやホルダー付きタイプがあります。

メリット

•狭い歯の隙間にも入れやすい
•歯ぐきを傷つけにくい
•初心者でも慣れれば簡単に使える

デメリット

•指巻きは最初はちょっと扱いづらい
•効果が目に見えにくく、実感しにくい

 

では、実際どっちを選べばいいの？

基本的には歯と歯の隙間の広さで選ぶのがポイントです。

•隙間が狭い人 → デンタルフロス
•隙間が広い人 → 歯間ブラシ

そして出来ればどちらか一方だけではなく、併用するのが理想的。
たとえば、夜はしっかり歯間ブラシとフロスの両方を使い、朝は簡単にフロスだけ…という使い分けもOKです。

 

まとめ

どちらも「虫歯・歯周病予防」にとって欠かせないアイテムです。
自分の歯の状態に合わせて使い分けることが大切です。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、慣れてくると口の中がスッキリして、もう手放せなくなりますよ！
気になる方は、ぜひ一度自分に合ったケア方法を聞いてみてくださいね！