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こんにちは。
衛生士の上野です。
今日は「中心結節」についてお話しします。あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、実は私たちの歯にまつわるちょっとしたトピックなんです。
中心結節って何?
中心結節とは、小臼歯(前歯と奥歯の間の歯)にできる小さな突起のことを指します。通常の歯の形とは少し違い、噛み合わせの面に小さな角のような突起ができることがあります。
この結節は、生まれつきできるもので特に奥から数えて5番目の歯にできることが多いです。
人によっては気づかずに過ごすこともありますが、場合によっては注意が必要です。
中心結節の影響は?
「ちょっと歯の形が違うだけで問題になるの?」と思うかもしれませんが、実はいくつかのリスクがあります。
1. 折れやすい
中心結節は構造的に弱いため、噛んだときに折れてしまうことがあります。
特に、硬いものを噛んだときにパキッと割れることも…。
2. 神経に影響を与えることも
もし中心結節の内部に神経が入り込んでいる場合、折れたときに神経が露出してしまい痛みが出ることがあります。
3. 噛み合わせの問題
まれに、中心結節が大きくて噛み合わせに影響を与えることがあります。
その場合は、歯科で調整が必要になることも。
中心結節があったらどうすればいい?
「自分の歯にもあるかも…」と思ったら、まずは歯医者さんで診てもらうのがベスト! 特に以下のポイントをチェックしましょう。
・折れやすい形をしていないか?
・神経に影響がないか?
・噛み合わせに問題はないか?
もし問題がなければ、特に治療の必要はありません。ただし、硬いものを噛むときに注意するなどの対策をしておくと安心です。
まとめ
中心結節は珍しいものではなく、多くの人に見られる小さな歯の特徴です。
普段は特に問題になりませんが、折れたり神経に影響を与えるリスクがあるため注意が必要です。
もし「自分の歯も気になる!」と思ったら、一度歯科医院で相談してみるのがおすすめです。
歯の健康を守るために、ちょっとした変化も見逃さないようにしましょう!
