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スタッフブログ予防歯科・ヘルスプロモーション

こんにちは!
歯科衛生士の平川です⑅◡̈*

シュガーレスガムやノンシュガーの飴などよく目にすることがあるかと思います。
何となく、砂糖が入っていないのかな?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本当に入っていないのか今回はそこを紐解いていきたいと思います。

 

結論、砂糖入ってます!!

平成7年、栄養改善法上に「栄養表示基準制度」が設けられ、(平成14年の栄養改善法廃止に伴い、現在は健康増進法に移行)
この規定により、“シュガーレス”“ノンシュガー”“無糖”“糖類ゼロ”などの「ゼロ」を表すことができる表示の基準が決まったそうです。

では何がゼロなのか?

糖質がある一定の基準以下だと、実際には規定以下の量が含まれていても糖質はゼロという表示ができることになったそうです。

具体的には、100gもしくは100mlに対し単糖類、二糖類という糖類が0.5g未満であればゼロの表示が可能のようです。

つまり、ブドウ糖や果糖(果物・ハチミツ)、砂糖、母乳や牛乳の成分である乳糖などの糖質が、食品100gもしくは飲料100mLに対して0.5g未満量以下であれば、“シュガーレス”“ノンシュガー”“無糖”“糖類ゼロ”などと表示ができるようです。

他にも、
“低”“ダイエット”オフ”などの表示は、食品100g当たりの場合は糖類5g未満、一般に飲用に供する液状での食品100ml当たりの場合は糖類2.5g未満(2.5%以下)だと表示可能のようです。

 

代替品、キシリトール100%

シュガーレスガムや飴を習慣的に食べられる方は、キシリトール100%のものに替えてみるのはいかがでしょうか?

キシリトールとは

・天然素材からできている甘味料
・砂糖と同等くらいの甘さ
・ムシ歯の原因となるミュータンス菌の活動を弱めてくれる
・酸を作るためのエサにならない
・酸の中和を促進する
などがあります。

 

まとめ

シュガーレスガムやノンシュガーの飴には砂糖が少なからず入っていたことが分かりました。これを習慣づけて食べているとムシ歯になる可能性が高いということになります。
ただ、それらを食べることで何かに集中できたり落ち着く人もいらっしゃるかと思います。そんな方は、その後に歯磨きをする習慣もプラスされたり、キシリトール100%に替えてみたりするのも良いかもしれません。
歯磨きが難しい方は、口を水で濯ぐだけでもそのままでいるよりは良いのではないかと思います。