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スタッフブログ小児歯科・小児矯正・咬合育成
こんにちは!
歯科助手の浦です。
今日は小児矯正についてお話します。
矯正治療には様々な方法があります
どの方法を取るかによって期間、費用、結果が異なります。
小児矯正と成人矯正の違い
まず小児矯正と成人矯正のちがいについてお話しします。
小児矯正(6歳〜10歳)
【利点】
歯を抜かない
顎自体を大きく出来る
理想的な骨格に近づけれる
耳鼻咽頭系の変化も見られる
【欠点】
成長があるため予想が立てづらい
細かな調整に弱い
※ただ、反対咬合の場合は例外で早めの対応(6歳以下)が重要です。
成人矯正(18歳〜)
【利点】
成長がないため予想が立てやすい
細かな調整に強い
【欠点】
歯を抜く場合が多い
顎の成長が見込めない
狭い顎がより狭くなる
一般的に・・
子供の頃に矯正が終わるかどうかは、その子のお口の中の状況や矯正の装置の種類によって決まると言われています。
そのため、子供の頃に1期治療をして、大人になって2期治療が必要となる場合もあります。
小児矯正の種類
①拡大床
軽度なケース又は質の拡大を主目的として行われます。
【メリット】
軽度なときは並ぶ
値段は5~25万円以下
【デメリット】
2期治療が必要となることがある
拡げ過ぎるとしっかり噛めない歯列になる
②バイオブロック療法
治らないようなガタガタが治る治療法です。
一般的には行えない治療法で他院との比較が難しいです。
【メリット】
重度の治療も可能
2期治療が必要ない
顎が拡がるためアレルギー等にも効果がある
【デメリット】
使う装置が多いため費用が高い→70万円
患者さんによって求めている理想はそれぞれです。ある程度綺麗にされたいのか、もしくは、しっかりガタガタのない歯並びにされたいのかによって、治療法も異なってきます。
患者さんのご要望に合わせて治療法をご提案させていただいてますのでお気軽にご相談ください。