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こんにちは!
歯科衛生士の平川です⑅◡̈*
時々、患者さんから「メンテナンスって何するの⁈」と尋ねられることがあります。
メンテナンスって?
当院のメンテナンスは、
- 歯茎の検査
- 歯石とり
- 歯間ブラシ
- フロス
- PMTC
- フレミタス
- ムシ歯のチェック
- TBI(歯磨き指導)
- 口腔内写真
- 1年半〜2年に1回レントゲン
主にこれらを必要なことだけ行います。
“必要なことだけ”と言うのは、患者さん1人1人口腔内が違い、また、しっかり磨けている方、そうでない方、いろんな方がいらっしゃいます。そもそも歯磨きが得意な方、苦手な方もおられます。
その為、その方にあったメンテナンスを行う必要があります。
いつも綺麗に磨かれており、歯石も付いていないのにガリガリと歯石取りをする必要はありません。そのような方はメンテナンス時間が30分以内で終わることもあります。その反対にあまり磨かれていない方は歯垢や歯石取りをする必要がある為、50分かかることもあります。
その為、ご家族でもメンテナンス時間や期間に違いが出てきます。
症状がなくても来る必要あるの?
結論から言うと、
痛くなくても歯科医院に定期的に来ることはとても大切です。
痛いと言うことは、ムシ歯は神経近くまで進行していること、歯周病であれば中等度〜重度まで進行している状況になります。
ムシ歯であればもしかしたら神経を抜かないといけないかもしれない、最終的には被せ物も入れなければならないかもしれません。
歯周病であれば、外科的な処置をする必要も出てきます。
ムシ歯も歯周病も痛くなって来院されると期間や費用などがかかってくること、また、歯を削らなければならないのです。
そのようにならない為にメンテナンスでは早期診断、早期治療を行い、歯石取りや歯磨き指導をするのが望ましいと思っています。
まとめると
メンテナンスは定期的にずっと来ていただくことがとても大切です。
お口の状態にもよりますが、3ヵ月に1度の間隔が望ましいとされています。
1ヵ月に1度でももちろん大丈夫です。
ただ1ヵ月(約30日に1回)だと
“メンテナンスで歯の掃除してもらえるからいっかな”と気持ち的にクリニック任せになってしまうことがあります。
3ヵ月(約90日に1回)だと
“流石に手を抜けないな”と感じると思います。また3ヵ月に1回が通院しやすいと統計でも出ております。
6ヵ月(約180日に1回)だと
流石に心配だと思われると思いますし半年に1回は忘れやすくもあります。
経過観察していた歯があれば私たちも心配です。
当院でも1番多いのは3ヵ月に1回の方です。
メンテナンスは歯のお掃除をすることが目的ではなく、お口の中に歯垢や歯石が付いていない状態をキープ出来ているか、前回のメンテナンスより磨けているかなども確認し、良い状態をキープし続けることを目的としています。
ずっと不自由なく物を噛めるようにご自分の歯を大事にして行きましょう!