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スタッフブログ小児歯科・小児矯正・咬合育成

こんにちは(^^)DHの妹川です。
梅雨もあけそうであけない今日この頃ですね。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。。。

今日は口腔機能の発達と歯並びや表情、顔立ちの話です。
口腔機能の発達には下記のことが深く関わっています。
正しく身につくと歯並び、表情、顔立ちが変わっていきます。

呼吸について

まず、呼吸から見ていきましょう。

①お口が閉じてますか?もしくは、お鼻がつまってませんか?

②お鼻で呼吸をするには、お口が軽く閉じていて舌が上あごについていると自然にお鼻で呼吸ができます。

③お鼻で呼吸ができると、お口で呼吸するより体内に取り込む酸素量が増え、脳が活性します^_^

 

嚥下(食べる、飲み込む)について

次に、嚥下(食べる、飲み込む)を見ていきましょう。

①ごっくんと飲み込む時、お口は閉じていますか?
閉じていないとしっかり飲み込むことはできません。

②では、舌はどうでしょう。
舌は食べ物を咀嚼するのに忙しく動いた後、上あごに食べ物を押しつけて喉の奥に押し込みごっくんします。

③誤嚥の原因にならないためにも、しっかり舌が上あごについていることがポイントです。
急いで食べている時に気道に入ってむせることがあるのはきっとそのためです。

 

発音について

最後に、発音についてです。

①幼児に多い発音です。
キリン→キギン、ツクエ→チュクエ、デンワ→エンワ
など子どもに多い発音の問題、一見子どもらしくてかわいらしいのですが、正しい発音ができることを構音能力の発達といって、歯科では舌の動きが原因とされています。

②タ行やナ行の発音をする時は、舌が上あごに軽くつくことによって発音されます。
「タチツテト」「ナニヌネノ」言ってみてください。

③7〜8歳くらいになると自然に改善されることが多いのでご心配されることはないですよ。

 

『呼吸(鼻呼吸)』『嚥下(食べる・飲み込む)』『発音(話す)』はお口の周りの筋肉や舌をたくさん使うことで成り立っています。

できれば離乳食の食べさせ方からしっかりお口の筋肉や舌を使う習慣をつけることで、その子の将来の歯並びや表情、顔立ちが変わっていきます。
私がこのことを学んだ時、日常で無意識に行なっていることがそのことに繋がっていることを知り、とても驚きました。
今からでも改善していくことができることなので、ぜひご相談くださいね。

 

元気で賢く、できれば美しく育ってくれること願っています(^^)