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治療のこと予防歯科・ヘルスプロモーション
今回は、パノラマ写真と10枚法デンタル写真の違いについてお話しします。
レントゲン写真の種類と強み
パノラマ写真
パノラマ写真は、虫歯や歯の並び、歯周病の全体的な進行具合、欠損部位(歯がないところ)や親知らずの確認、神経があるのかの確認など、さまざまなことが1枚の写真で把握できる非常に優れたものになります。
しかし、パノラマ写真は細かい虫歯の診断が得意ではありません。
その場合に撮影するのが、10枚法デンタル写真というものがあります。
10枚法デンタル写真
10枚法デンタル写真は、部分ごとに歯の状態を撮影するので、より細い虫歯や歯周病の診断を行うことが可能となります。
枚数が多いため、患者さんにとって撮影が大変というデメリットがありますが、それ以上に「虫歯を見逃さない」という目的で撮影させて頂く場合があります。
虫歯を見逃さないために
虫歯と聞くと“痛い”というイメージを持たれている方がほとんどだと思いますが、痛みのある虫歯はかなり進行してる状態です。痛みがなくても進行している場合があります。お口の中の状態をしっかりと把握しておくことが虫歯の早期発見や進行を防ぐことに繋がります。
当院では、撮らせていただいた資料をもとに今のお口の中の状態をしっかりご説明させていただき、これまでの治療で嫌だったことや辛かったこと、それを踏まえたご希望やご要望、ライフスタイルなど伺った上で治療計画を立てていきます。
レントゲン写真をご希望の方はお気軽にお声掛けください。