カテゴリー:
小児歯科・小児矯正・咬合育成
幼稚園生や小学生のお子さんを持つ親御さんからよく歯を磨かせてくれない、嫌がるというお悩みをいただきます。
なぜ嫌がるのか?
理由として
- 寝る前で機嫌が良くない
- いつも優しい親御さんの顔が歯磨きの時怖くなる
- 磨く圧が強い
- 上の前歯にあるスジ(上唇小帯)に当たって痛い/気持ち悪い
などがあります。
仕上げ磨き時期に大切なのが歯磨きの時間を楽しいものと思ってもらうことです。
まずは、歯ブラシやコップをお子さんの好きなキャラクターにしてみたり、歯磨き粉を好きな味にしてみたりする。
その他にも、お子さんに人形の歯磨きをさせてみたり、親御さんの歯を磨かせてみたりするのもおすすめです。
あとは寝る前に仕上げ磨きをしてしまうと眠たくて機嫌が良くない時もあります。
そのため、寝る前ではなく少し早めにするのも一つの手です。
今までのは対策でここからは仕上げ磨きのポイントをお伝えします。
仕上げ磨きのポイント
- 歯が生え始めの赤ちゃんの時は、お口の周りを優しく触り慣れてもらう。
- 前歯、奥歯が生えて揃ってきたら、毛先が広がらない程度の力加減で磨く。
- 奥歯の噛むところは普通の歯ブラシではなく、タフトブラシという先細りした歯ブラシを使用して磨く。
- 歯の隙間がつまっている場合はフロスを使用する。
小児期はムシバの治療が難しいことがあるので、セルフケアでいかにムシバにさせないかが大切です。
でも、ムシバになったからといって親御さんの責任ではありません。
分からないことだらけで当たり前なので、よかったら私たちと一緒にどうしたらムシバにならないようにできるか考えて予防して行きましょう。