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こんにちは、DHの甲斐です。
ひと昔前の話ですが、”むし歯の洪水”といわれた時代があった事を皆さんご存知ですか?
その時代、こども達はたくさんの重症う蝕を持っていて、歯医者さんは、治療に追われていました。
そんな状況を抜け出すために、歯磨き指導や食生活の改善、フッ素の応用が推し進められ、今ではその成果がハッキリと現れました。
昭和62年には、6歳児の平均7.7本にう蝕があったのが、令和2年には平均1.8本にまで減少しています。
これまで、治療中心だった歯科保険診療では
予防にも目を向け始め、う蝕ゼロの理想に向かって歯を守る事も歯科医療の大切な役割だと
ハッキリ認識されるようになりました。
いつまでも自分の歯で
「8020」をご存知ですか?
80歳になっても自分の歯が20本以上ある
という、目標です。
20本以上残っていれば話したり・食べたりする日常生活には、なんとか不自由しないでしょう。
生涯に渡って楽しく生活する事を考えれば、歯は貴重な財産と言えます。
そこで、8020を達成する方法は
歯を治すために歯科受診するのではなく
歯を守るために歯科受診を続ける事です。
歯を失うほとんどの原因はう蝕と歯周病です。
子供の頃から歯科を予防的に受診させておく事、定期的に歯のチェックを受ける事
歯周病・う蝕を予防する事。
自分のライフプランにあった「かかりつけ歯科医」を、早いうちから見つけておきましょう。
かかりつけ歯科医
かかりつけ歯科医とは、
定期的にお口の中の状態を確認してくれる歯医者さんであり、う蝕・歯周病の早期発見をし、地域住民の生涯にわたる、口腔機能の維持・ 向上をめざす、相談出来る街の歯医者さんです。
歯科衛生士は「お口のケア」のプロです
歯科衛生士は国家資格であり、歯科医師のお手伝いをするだけでなく他にも大事な役割をになっています。
それは、予防業務と歯科保健指導です。
フッ素を塗布したり、特別な道具を駆使して歯石やプラークを丁寧に除去したり
セルフケアの指導や食生活の改善支援をするのも歯科衛生士の仕事です。
最後に、、、
定期検診の度に、お口の健康に関する情報を詳細に記録し、必要な助言を与えてくれる。
そんなかかりつけ歯科衛生士さんがいたら、
きっとあなたの健康的な日常生活を支える心強い味方になってくれるでしょう。
当医院でも、担当歯科衛生士制で定期検診を行っており、お口のプロケアやセルフケアの指導を行っています。
気になる方は、1度ぜひ見せにこられてくださいね✨