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スタッフブログ

こんにちは!DHの妹川です(╹◡╹)
夏が過ぎあっという間に立秋🍁
食欲の秋ですねー
恥ずかしながら、もちろん花より団子です(^_^*)

みなさんオーラルフレイルって聞かれたことありますか?
オーラルフレイルとは、
口から食べ物をこぼす、ものが上手く噛めない、滑舌が悪くなるといった軽微な衰えを見逃した場合、全身的な機能の低下が進む(ウィキペディアより引用)ことをいいます。

子どもから大人まで、噛めるお口の中をつくっていくことは脳の活性や体の健康につながっていきます。

今日は『はう運動(ハイハイ)あそび』でこんなに変わるという一例をご紹介します。

 

言葉が増えて滑舌が良くなる

大脳の「ことば」を話すことに関与する言語野は、手の働きに関する部分と足の働きに関する部分と隣接しており、手足を十分に使うと「言語野」も刺激され「ことば」が豊かになっていきます。

「ことば」は「言葉かけ」を多くしても増えません。むしろ「口うるささ」につながり、ストレスになることさえあります。「ことば」や「理解力」を育てるためには、「全身の筋力を育てること」が近道です。

はう運動は、両腕・両手首・両掌(りょうてのひら)に、しっかり力を入れて上体を支える運動ですから手指の働きを滑らかに力強くしていきます。抗重力筋は、上から下へ(首から足先)向かって、中心から末端へ(肩→肘→手首→小指側から人差し指→親指へと向かって)発達していき、親指と人差し指で細かな物をつまめるようになった時に言葉を話せるようになります。

『はう運動(ハイハイ)あそび』を通した身体づくりが手先の器用さと深く関わり、器用な手指が「ことば」と深く関わっていることを見ることができました。

人間は肩から首、頬、顎へと働きが連動しているので顎の発育が良いと歯並びが良くなり舌👅などの働きも良くなって発音も上手になり歯切れよく、きれいに話せるようにもなります。

ご飯はパンよりも噛む力が育ち、「噛む力」は顎の働きを強くし、舌が良く働くようになるので滑舌が良くなります。また、発声を良くするには「はいはい」などの遊びで首の力を育てることと、笑い声を引き出すことが大切です。

(「はう運動あそび」で育つ子どもたちより引用)

 

幼児期のハイハイあそび

赤ちゃんの時のハイハイは「ことば」や「理解力」、そして「噛む力」を育てていきます。

私が見てきた子どもたちの中で、
4歳女の子、
反対咬合、
お口ぽかん、
夜寝てる時によだれがすごい

この女の子に「はう運動』をおすすめしたところ、夜寝てる時のよだれが圧倒的に減った
とお母さんより驚きの声がありました。
赤ちゃんだけでなく、幼児期のハイハイあそびも良いようです^_^

では、小学生になったら?というと
運動場にある、のぼり棒やうんてい、鉄棒も手足を使うあそびとしてはとてもいいなと思います。

このようにハイハイってお口の成長や「噛む力」にとても関係が深く、赤ちゃんのころから「噛む」を育てることって大人になってからのフレイル予防にもなっていきます。
みなさんも日常生活の中にぜひ取り入れてみてくださいね。