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こんにちは!
受付の西森です。今日は小児矯正についてお話しします。

 

小児矯正とは?

子供の矯正治療には成長と矯正治療をする時期によって1期治療と2期治療の2つに分けられます。
1期治療はあごを大きくする治療で2期治療は生えてきた歯をそろえる治療になります。
なので小児矯正といっても年齢によって矯正装置や治療方針が変わってきます。

 

小児矯正のメリットは?

永久歯を抜かない矯正の可能性が格段にあがる

永久歯がはえるスペースが足りない場合、奥歯を後ろに移動させたり、あごの横や前への成長を促すことによりスペースが出来ます。
早期治療により将来的に永久歯を抜歯せずに本格矯正(ワイヤーによる矯正)ができる可能性が高くなります。
上顎は11歳頃に成長が止まりますので、早めに矯正をスタートすると、顎の成長を促せます。
抜歯でスペースを作ってから矯正を行う大人と違い、あごの大きさを整え、歯を正しい位置に移動させるため、健康な歯を抜歯せずに済むという点です。

あごの成長のバランスを整えることが出来る

正常な発育を妨げるような歯並びや癖を改善し、あごやお顔の成長のバランスを整えます。
また、あごの関節が痛くなったり(顎関節症)外科的な手術をしなければ治らないケースを避けることが出来ます。
お顔つきやあごの成長のコントロールは、成長期のこどもでしか出来ない矯正治療です。

お口の本来の機能を取り戻す

指しゃぶりや舌癖は、歯並びだけではなく発音や食べ物の食べ方・飲み方に大きく影響を及ぼします。
早期に癖を改善するとともにお口の周りの筋肉や舌の動きのトレーニングをして正しい筋肉の動きの習得を目指します。

早めの対処で永久歯での矯正期間が短くなる

あごの成長のコントロールをしたり、永久歯を正しい位置に生えるように導くことにより永久歯列になってから行う本格矯正が簡単で期間が短くなったり、必要なくなる場合があります。

 

小児矯正のデメリットは?

すべての歯並びに適応していない

拡大床は、適応できる歯並びが限られています。
矯正治療を始める前に、カウンセリングにて拡大床を使用できるか詳しい治療計画を聞きましょう。

使用時間が短いと治療が長くなる

拡大床は自分で取り外したり、ネジやバネの調整ができるところがメリットですが、十分な装着時間がないと歯の動くスピードが遅くなり矯正治療の期間が長くなります。
装着するのを忘れてしまったり、長い時間装着していないと十分な効果が得られないので注意しましょう。

ケアの不備で虫歯になってしまう

矯正中は基本的に虫歯になりやすくなるので、注意深く歯のケアを行わないと虫歯が出来てしまう恐れがあります。

 

歯並びのことでお悩みでしたら、まずはお気軽にスタッフまでご相談ください。