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スタッフブログ

こんにちは、DHの南園です。暑い日が続きますね…

もうすぐお盆ですが、お盆のこの時期になると、数日医院が閉まるので
私達は
「病院が閉まっている間、患者さんが困るようなことがなければいいな…」
と思います。

困ること、というのは休みの間に痛みが出たり、腫れたり…。
治療中の歯の仮歯が外れたり、というようなことです。

 

仮歯はわざと外せるように付けてます

基本、仮歯は日常で困らない程度に接着していますが、治療時に外せるよう、わざと弱いセメントで付けてます。
強いセメントでガッチリ付けてないため、強い衝撃や粘着性のある食べ物で外れてしまうことがあるんです。
しかし中にはずっと外れないで長期間そのままでいて、
もうこのまま仮歯のままでいいのでは…と思う方もいらっしゃるかもしれません。
それはとっても危険です。

 

仮歯は汚れがたまりやすいんです

仮歯はレジンと呼ばれるプラスチックの樹脂でできていて、汚れを吸収しやすいです。
そのため長期間入れておくと口臭の原因になったり、ムシ歯や歯肉炎の原因になったりしてしまいます。
とくに仮歯を入れておかないといけないくらい、ムシ歯でたくさん削った歯が再度ムシ歯になってしまったら…。
当初予定していた計画より、治療がさらに大がかりになってしまうかもしれません。
それに汚れがたまると歯肉炎にもなってしまいます。
当院に通われてる患者さんにはよく説明するのですが、良いかぶせものには、良い歯ぐきが必要です。
歯ぐきが腫れて出血や滲出液でベタベタしているのに、その上に良いかぶせものは作れません…。
作ったとしてもあまりもちません。
長期間、仮歯のままにする、というのはそのリスクをあげるということになります。

 

仮歯は脆いんです

仮歯はセラミックや金属に比べて割れやすく、すり減りやすいです。
本来、歯がないところをしばらくそのままにしておくと、隣の歯が寄ってきたり、咬み合わせが変化してきます。
それを防ぐために、仮歯を入れているのですが、
仮歯がすり減ってしまうと、咬み合わせが変化してしまいます。
やっとなんとか、かぶせられる形にして歯を残したのにその形から崩れてしまうと、
かぶせられなくなってしまう場合があります。
すごーくもったいないと、思いませんか?

 

とにかく早めに来院を

かぶせものをする、ということ自体、治療が大がかりで1回の来院では終わりません。
でもそれを放置することでさらに治療が難しくなってしまいます。
しばらく来院が途絶えてしまうと、もう行きづらいなーと思う気持ち、とっても分かります。
でも出来るだけ早く、勇気を出して来てくださったら、私達も可能な限り、フォローします。
是非、予約のお電話お待ちしております。