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こんにちは!DH妹川です(^^)
今日は子どもの歯並びについて大事なことをお話しします。
上あごの形と歯並びの関係
歯科検診で「矯正が必要になるかもしれないですね」と言われたことがありませんか?
歯並びをつくっている土台の一つは上あごです。
歯並びは歯のあごへのおさまり具合で決まります。
お子さんの上あごはどんな形をしていますか?
上あごの形を見てみると、左側の上あごは浅めのお皿のように丸型になっていて、歯と歯の間に隙間があります。
右側の上あごは前の方がキュッと狭くなっていて前歯が重なるようにはえています。そして上あごの形は三角型になっています。
このように上あごの形によって歯のおさまり具合が違ってきます。
歯並びは遺伝!?
自分がもしくは家族が矯正したから子どももその可能性があるのではないかと心配なんです。。と言われるお母さんがとても多いです。
歯並びは遺伝だけでなく、環境の影響も大きいです。
お子さんの年齢(月齢)にあった環境(食べ方や姿勢など)を整えていくことでお口の成長をサポートしていくことができます。
お口の成長は−0歳(お腹の中にいる時)から始まっています。
離乳食の時期では食べさせ方、食べ物の硬さが大事です。
1歳半以降はしっかり奥歯で噛むような硬さの食べ物を食事の中に取り入れるなど、他にも姿勢や運動量など年齢に応じた環境づくりが大切です。
歯並びとお口の育て方
子どものお口の中は体の成長と共に日々成長していきます。
最初から上手に自転車に乗れる子どもはいません。
補助輪を一つずつはずしていき、段階を得てスムーズにペダルを漕げるようになるように、子どものお口の中もいくつかの段階を得て育っていきます。
歯が上あごに丸くおさまっていくためには、
①環境を整えてあげること
②いくつかの成長の段階をとばさずゆっくり急がずに
が大事です。
『三つ子の魂百まで』というようにゆっくり階段上に成長して得た歯並びの土台(上あご)は一生ものです。
少しのサポートでその子の将来が大きく変わっていくといっても過言ではありません。
元気で賢く、できれば美しく育ってほしいですね(^^)