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スタッフブログ予防歯科・ヘルスプロモーション

突然ですが皆さんは口内炎が出来たことはありますか?
ほとんどの方が「はい」と答えると思います。
口内炎ができた場合の対処法として、「治るまで待つ」「薬を塗る」「薬を飲む」という方が多いかと思います。
では、口内炎が出来た時の正しい対処法はどれでしょうか?
そもそも、口内炎は何故できてしまうのでしょう?

 

口内炎の原因は細菌

口の中の傷が原因

何らかの原因で(硬い食べ物、歯ブラシ、誤って噛むなど)口の中を傷つけてしまい、そこに細菌が繁殖して炎症を起こす=口内炎ができるのです。

新陳代謝の低下が原因

栄養不足、ストレス、疲労などが原因で新陳代謝が低下し、口の中に潰瘍ができて、そこに細菌が繁殖して炎症を起こす=口内炎ができます。
いずれにしても、口の中の細菌感染が原因で口内炎はできてしまいます。通常、唾液が細菌を洗い流し傷や潰瘍を修復しますが、唾液が減少すると修復機能が低下し、口内炎ができやすいと言えるでしょう。

 

口内炎が出来てしまったら?

口の中に傷や潰瘍ができ細菌が増殖すると、免疫細胞が戦い始めます。
戦いは組織を傷つけ破壊し炎症をひどくします。
更に口内炎は強い痛みへと進んでくのです。

塗り薬を使う方法

口内の炎症部分に直接塗って患部を保護し、炎症を抑えて免疫細胞の攻撃を鎮めることで痛みを和らげる効果があります。
ステロイド剤を含んだものは即効性が期待できますが、ウィルスやカンジダ菌が原因の口内炎に使用すると悪化する恐れがあるため注意が必要です。

飲み薬を使う方法

大半の飲み薬はビタミン剤です。
ビタミン欠乏が原因の口内炎には効果があります。しかし、ビタミン欠乏による口内炎は全体の1割〜2割ほどです。

 

うがい薬、洗口液が効果的

実は、殺菌成分入りのうがい薬や洗口液でのブクブクうがいが口内炎の予防にも治療にも効果的です!
口内炎を根本から考えると細菌繁殖を抑えることが不可欠です。
洗口液で20秒ブクブクうがいを3回 行うと、口の中の細菌は10分の1に減少します。
また、毎食後と寝る前のうがいを習慣づけると口内炎ができにくく、出来てしまっても治りやすくなります。
ただし、ひどい傷を伴う口内炎の場合は殺菌液が傷の修復を遅らせる可能性があるので注意しましょう。

 

歯医者でレーザー治療を受ける

早く治す方法として歯医者で受けるレーザー治療があります。
口腔外科、歯科医によって、レーザーの機械装置を置いてある病院が限られていますので、ホームページなどで確認するか、事前に電話で歯医者に確認して受診しましょう。