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スタッフブログ

 

こんにちは、歯科衛生士の南園です。

先日、歯科衛生士の学校を訪問する機会がありまして、その学校の先生より、「今、『衛生士になりたい』という人が減ってきていて、学校は定員割れのところも多く…。それでも、新卒の衛生士の求人倍率は15~20倍。深刻な衛生士不足になっている…」と聞きました。衛生士である私もそれは感じています。

そもそも歯科衛生士という仕事は、看護師や保育士と違ってあまり有名ではありませんよね。息子の保育園でも、将来の夢で「歯科衛生士になりたい!」という子は見たことがありません。

私自身、高校3年の時に友人のお姉さんが歯科衛生士をしている、と話を聞くまでは、正直、この職業のことは知りませんでした。その友人から「歯科医院で歯石を取る人みたいよ」と言われ、「ああ…確かに歯石を取ってくれる女の人いるよね。あの人達って歯科衛生士っていうんだ」というのが最初の感想でした。

 

歯科衛生士になるには

歯科衛生士になるには高校卒業後、専門の養成機関において、衛生士として求められる知識や技術を習得し、卒業後「国家試験」を受けて合格したら、資格が手に入ります。学校は3年制以上。4年制大学による教育も行われ、今後は4年制が増えていくと言われてます。

 

歯科衛生士のメリットは?

なんといっても資格職であることだと思います!医療において全ての職業が素晴らしい仕事ですが、歯科衛生士は国家資格なので、どこに行っても働けるというのが強みだと思います。とくに女性は配偶者の転勤で同じ職場で長く働けない境遇にある人も多いと思います。しかし、歯科衛生士の国家資格があれば日本ならばどこでも歯科衛生士として活躍することができます。

 

どんな人が向いているの?

歯科衛生士は患者さんに歯磨き指導をしたり、メンテナンスが主な仕事です。医療全般に言えることだと思いますが、誰かのサポートをしたい、手助けをしたいという人なら向いていると思います。そうして患者さんに関わり(ありがとう)と言われた時がやっぱりとても嬉しいです。
私は日頃から娘さんをもつママ友と子供の将来についての話になった時、「歯科衛生士もいいと思うな〜、オススメだよ!」と話したりしてます。笑 私はあの時、歯科衛生士の話をしてくれた友人に感謝したいと思うくらい、ステキな仕事だと思っているので、たくさんの人に知ってもらいたいなと思います。
ちなみに学校には高校卒業したての人もいれば、社会人を何年も経験して入る人もいます。気になる方は福岡県内にいくつも学校があるので調べてみて下さいね。