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「銀歯を白にかえたい!」 そう思われている方は多いと思います

銀歯の問題を挙げると…

①虫歯になりやすい
②見た目が悪い
③アレルギーを起こしやすい

今回は「虫歯になりやすい」について書かせて頂きます。

 

銀歯の下は時間と共に虫歯になりやすいのです

これは「セメントが溶け出す」・「ガルバニー電流が流れる」ことが原因です。

銀歯に使われる合着材と呼ばれるセメントは強度的に弱いため、過酷な口腔内環境に長期に耐えれません。
また、アルミ箔を噛んだ時に生じるキーンとした痛み、あれがガルバニー電流です。
微弱ではありますがそれが繰り返し銀歯同士で起きた場合、次第に錆びていくことになるのです。

 

 

 

 

電気の流れない「セラミック治療」

そこで接着治療であり、電気の流れない「セラミック治療」が推奨されているのです。

しかし、セラミック治療を技術的に難しく、苦手だと感じている歯科医師も多いのが現状です。

日常的にセラミック治療を行なっているかはHPの症例集などを参考にするのがお勧めです。

ただ、銀歯も悪い所ばかりではありません。
大きな虫歯である時は型取りして模型上で作成するため、非常に有効です。

保険適応であるコンポジットレジン修復を無理して行うより歯は長持ちすると思います。
銀歯を勧められるクリニック様はすごく良心的であるかもしれません。

少し話が横に逸れましたが問題と言われている銀歯、使い方によっては白いものより長持ちすることもあります。
反対に高いセラミック治療も時として長持ちしないこともあるのです。

 

症状に応じて適した治療を

治療を受ける際はあなたの現状をしっかりと把握し、あなたにあった最適なプランを見つけてください。

最も良い治療とはいくつかの選択肢中から、あなたが「私はこれを受けたい」と思った治療だと思います。
最適な治療は車選びとよく似ています。
ポルシェやフェラーリは良い車かもしれませんが、値段が高い、大きいなどのあなたの条件に合わなければ決して良い車ではないのです。

ここまで読んでいただき有り難うございました。