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スタッフブログ

こんにちは、歯科衛生士の南園です。
突然ですが、皆さんは歯ブラシを選ぶ時、何を見て選びますか?

価格、見た目、形、今は様々な歯ブラシが販売されてますよね。
私は個人的に使用する歯ブラシを選ぶ時には、形(ヘッドの大きさ、ネックの細さ)、それから毛先の形状に注目して選ぶことが多いです。

でも最近歯ブラシの「毛先の材質」にも違いがあることを知り、使い比べたりもしています。
「毛先の材質」にはいくつか種類があり、それぞれの特徴があること、今日はそこをご紹介します。

 

歯ブラシの毛先の材質

ナイロン

最もよく販売されている歯ブラシの種類です
価格が安く、ドラッグイレブン等で通常販売されている歯ブラシはほぼこちらの歯ブラシです。
吸水性が低いため、菌が繁殖しにくいと言われています。
しっかり磨ける、という目的で販売されているものが多いですね。

飽和ポリエステル樹脂(ポリエチレンテレフタレート)

コシがあり、しなやかでありながら、耐性があると言われています。
速乾性もあるため、衛生的です。
この材質を元に、またさらにいくつか素材が開発されているようで「柔らかくて、磨き心地がいい」と評判になっている歯ブラシもあります。実際に磨いてみても、歯ぐきに優しい感触の歯ブラシだな、と思うものはこちらの素材であることが多いです。

天然毛

昔から使われている歯ブラシの材質です。天然由来のものなので、天然のものをご希望の方にはいいかと思います(当院では取り扱いがありません)。
価格が高く、乾きづらいというのがデメリットではあります。
(馬の毛が歯ブラシの起源だそうです、それまで人類は木の棒で歯を磨いていたそうなので、この歯ブラシの開発は大きな発見ですよね!)

 

ちなみに私のお気に入りの歯ブラシはナイロンです。
磨いた後になかなか乾きづらいと感じるため、自宅では洗面所で干した後、数時間後に棚に片付ける…ということをしています(棚の外に出したまま保管すれば楽に解決すると思いますが…)。
ナイロンではなく飽和ポリエステル樹脂が乾きやすいのは知っていますが、
しっかりしたブラシの感じと形が気に入ってるため、使い続けてます!

 

まとめ

歯ブラシの毛の材質は必ず箱に表示することが義務付けられています。
気になる方はナイロンと飽和ポリエステル樹脂を比べてみてもいいと思います!
使用感、全然違いますよ。

ご自身の歯ブラシはどちらなのか、ぜひ、チェックしてみて下さいね!