歯科治療は医療費控除利用できる？スタッフブログvol.223

こんにちは、受付の眞﨑です。
今回は確定申告の時期もあり、最近問い合わせも多い医療費控除についてまとめました！

 

医療費控除とは

1/1〜12/31の1年間の間に支払った全ての医療費が10万円（総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5％）を超えた金額に対する税金の一部が戻ってくる制度です。
対象となるのはご自身と、扶養家族がいる方もそのご家族の分まで支払った場合もこの控除に該当します(離れて暮らしている場合も当てはまります）。

対象となる治療

基本的には病気の治療にかかった費用が控除の対象となります。
また、インプラント治療、自由診療の被せ物、矯正が必要と認められた矯正治療、処方された医薬品（治療に必要な医薬品に限る）、通院に使用した公共交通機関の費用（タクシー代は除く）も対象です。
対象外としてあげれるものは、審美目的の矯正治療、車のガソリン・駐車場代、歯ブラシや歯磨き粉などの物品購入費となります。

申請時に用意するもの

①還付申告をする年の給与所得の源泉徴収票
②還付申告をする年の医療費の領収書もしくは控除明細書
③保険金で補填された金額がある場合には、その金額のわかるもの
④申告者の口座番号（還付金の振込先なので、申告する本人の口座が必要です）
⑤印鑑
上記が必要となりますので事前に準備しておきましょう。
領収書を紛失された場合、当院では再発行可能ですのでお気軽に受付までお声掛けください！

 

この制度を受けるには確定申告が必要となりますが、もしその年の申告を忘れてしまっても過去5年であればさかのぼって申請することができます。
私もそこまで医療費控除について知りませんでしたが、今回少しだけですが勉強して理解することが出来ました。なかなか触れない分野でもあるのでいいきっかけになりました。知っておくと役に立つ情報の1つですね！