虫歯と食べ物。虫歯と甘いものの関係　スタッフブログvol.135

こんにちは、DHの南園です。
今日はムシ歯と食べ物の関係について、お話します。

 

甘くないものはムシ歯にならない?

よく甘いものはムシ歯になる、と言われますが、
だったら甘くないものは?
おにぎりや食パンは?
ムシ歯になりにくい?と聞かれることがあります。

結論からいうと、甘くない食べ物、例えばおにぎりや食パン等も、残念ながらムシ歯のリスクはあると言えます。

ムシ歯菌はスクロース（ショ糖）というものを栄養として、活動します。スクロースは甘いものに多く含まれているため、
甘いものはムシ歯になりやすい、という認識は間違っていません。

糖には他にも、グルコース、フルクトース、ガラクトース、マルトース、ラクトース、そして多糖類のデンプンなどがあります。

この（デンプン）というのは米や芋に含まれていて、ムシ歯菌が容易に分解できる構造になっています。
スクロースほどのリスクはありませんが、ポテトチップス等の加工食品は歯にくっつきやすいですよね。
その点も考えると、甘くなくともポテトチップスはムシ歯の危険性が高い食べ物といえます。

そして、おにぎりもチョコやキャラメルほどのリスクはないですが、糖質が入った食べ物ですので、やはりムシ歯になりにくいとは言えません。

 

ムシ歯を作るのは食べ物の選び方だけじゃない

ただし、ムシ歯は多因性疾患。
いくつもの原因が重なり合って発症します。
食べ方や時間、歯の質の弱さなど、他にも原因がありますので、あまり神経質にはならずに

• だらだら食べない
• ベッタリした甘いものは避ける
• 歯磨きはしっかりと

これらに注意して、定期的に歯科医院でムシ歯のチェックを受けて下さいね!