電話TEL

カテゴリー:

スタッフブログ

こんにちは、DHの南園です!

年末年始、忙しく過ごされた方も多いですよね。
免疫力が低下するような、こういう時期には歯が腫れたり、傷んだりすることが急増します。
また歯は何ともなくとも、口内炎ができた!という方もいらっしゃるのではないですか。
年始、私も口内炎、できてしまいました…。
そこで今日は口内炎の話をします。

 

口内炎ってどんなもの?

口内炎とは口の中にできる炎症を伴うできもののことで、色んな種類や原因があります。

アフタ性口内炎

一番多いのはこの「アフタ性口内炎」と言われるものです。
ストレス、疲れ、睡眠不足、ビタミン不足等で発生すると言われるもので、比較的軽度ですぐに治ります。

外傷性口内炎

ギシが合わなかったり、ムシ歯で尖っている部分で粘膜を切るとそこから菌が繁殖して潰瘍となります。
この場合はすぐに治療を行って原因を取り除く必要がありますね。

ヘルペス性口内炎

発熱等の後に唇の近くに水ぶくれが起こります。ピリピリした痛みが特徴。
ウイルスが原因のものなので感染します。

カンジダ

白い斑点ができ、赤くただれます。カンジダ菌という真菌が原因です。

 

早く治すにはどうしたらいいの?

歯科医院では軟膏を処方しますが、最近ドラッグストアでは口内炎パッチや飲み薬なども見かけます。
口内炎パッチは一度貼ったら数時間は強力にくっついてるので患部が濡れなくて済むのが利点です!

飲み薬は私の場合、口腔内に違和感がある、でもまだはっきりと潰瘍ができてる訳ではない時に使うことが多いです。
口内炎ができる時は肌荒れもしているので、肌荒れにも効用があるとされてます。
軟膏等と併用して使うのもオススメですよ。

アフタゾロン軟膏について

当院では「アフタゾロン軟膏」という副腎皮質ステロイド治療薬を処方します。

軟膏は唾液で流されてしまうので、塗布した後に飲み物を飲まないことが効果的ですが、口内炎の出来始めに塗布すればすぐに治癒する、とても良い薬です。
(ただし炎症が広がってしまうと薬はなかなか効きづらいので、出来始めに塗布するのをオススメします)

私も口内炎ができやすい体質なので色々薬を試しましたが、気合を入れて治したい時はやはり軟膏を塗布するのが一番効くと思っています。
そして睡眠ですね!
疲れがたまって口内炎ができている時は、とにかく眠ることが早く治る近道です。

 

口内炎ができやすい体質、また、いつまでも治らない時は?

ところで口内炎ってできやすい人と、できにくい人がいませんか?
同じように疲れていても口内炎にならない人もいるし、日常的に口内炎がある人もいたりします。
私は疲れていたり抗生物質を飲むとすぐに口内炎ができてしまいますが、実はこのアフタ性口内炎についての原因は詳しくはまだ解明されてないと言われています。

また、口内炎だと思って放置しているがなかなか治らないケースがあります。
別の病気が隠れている場合もあるので、同じ口内炎が2週間以上治らない場合は歯科医院を受診なさって下さいね。