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スタッフブログインプラント

 

こんにちは。TCの林田です。今回はインプラントについて簡単にですがお伝えします!

歯を失った場合に行なう治療の一つであるインプラント。
近年、入れ歯やブリッジに次ぐ第3の治療法として、よく耳にするようになりました。
入れ歯やブリッジで不自由している方は、インプラントを検討してみるのも良いかもしれません。

 

インプラントとはどんな人が受けられる治療?

「インプラント」という言葉を聞いたことがあっても「具体的にどのような治療なのかわからない」「興味はあるけれど漠然としたイメージしか湧かない」という方もいるのではないでしょうか。
インプラント治療は、事故や歯槽膿漏、虫歯などで歯を失った方や、先天的に歯がない方が受けられます。1本からすべての歯まで対応可能です。
ただし、誰でもインプラント治療が受けられるか……というと、そうではありません。
インプラント治療は手術が必要なため、全身状態が悪い方や、インプラントを埋め入れる予定部位のあごの骨が丈夫でない方は治療を受けられないケースもあります。
また、高血圧症や心臓疾患などの循環器系疾患、喘息などの呼吸器系疾患、糖尿病や骨粗しょう症などの既往歴がある方も注意が必要です。
その他、歯周病などの基礎疾患がある方は担当医師に相談してみましょう。

 

インプラントとその他の治療の違いやメリット・デメリット

失った歯を取り戻す治療には、「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」の3種類の方法があります。

ブリッジ

ブリッジとは文字どおり「橋」という意味です。この治療では、欠損した歯を補うために両隣の健康な歯を削って土台にし、橋(ブリッジ)をかけるように歯をつなぎ合わせた歯冠を取り付けます。ただし、土台になる歯の歯根がしっかりしていなければ、歯冠を取り付けることはできません。
ブリッジのメリットは、インプラントや入れ歯よりも治療期間が1週間~1ヵ月程度と、比較的短期間で済むことです。平均的な強度は入れ歯より長く、約5年で交換となります。
一方、デメリットはかぶせた歯と歯肉の間に隙間ができやすくなって食べ物が絡まり、磨き残しがあると歯周病の原因になりやすい点です。また、周囲の健康な歯を削って支えることになるため、他の歯にも負担がかかるのもデメリットの一つでしょう。

入れ歯

入れ歯は失った歯の代わりに使用する取り外し可能な装置(義歯)のことで、最も一般的に行なわれている治療法です。入れ歯には「バネのある入れ歯」「バネのない入れ歯」「総入れ歯」「金属でできた入れ歯」などの種類がありますが、大きく分けると「部分入れ歯」と「総入れ歯」になります。部分入れ歯には、バネのある入れ歯とバネのない入れ歯があります。
入れ歯のメリットは、他の治療法よりも手軽に行なえる点です。治療費も保険適応の場合、1~2万円と負担が少なくて済むでしょう。
しかし、デメリットの多さも問題です。入れ歯は話したり食事したりする際に外れやすく、異物感が強いため会話もうまくできないことがあります。さらに、入れ歯は毎日の洗浄が必要となり、負担に感じる方も多いでしょう。平均的な寿命が1~2年であるため、その都度作り直さなければなりません。

インプラント治療

インプラント治療では、あごの骨に生体親和性の高い金属であるチタンやチタン合金でできた人工歯根を埋め込む手術を行ないます。
インプラントのメリットを5つご紹介します。

1. 自分の歯と同様に咀嚼可能
先ほども紹介したように、インプラントの最大のメリットは、自分の歯と同じように咀嚼(そしゃく)できることです。ブリッジや入れ歯では力を入れて噛むことが難しかったり、熱いものを飲食することに抵抗があったりする方もいます。

2. 自分で行なうケアが簡単
インプラントは術後に定期的なメンテナンスが必要になりますが、セルフケアは通常の歯と同じような歯磨きで大丈夫です。入れ歯のアタッチメントの洗浄のような面倒な作業はありません。

3. 周囲の健康な歯を守れる
インプラントは人工歯根を1本1本埋め込むため、それぞれが独立した歯となります。そのため、ブリッジや入れ歯のように、周囲の歯を削ったり負担がかかったりすることはありません。負担がかかった歯は寿命も短くなるため、周囲の歯をできるだけ多く残したい方におすすめです。

4. 丈夫で長持ち
インプラントは、おもにチタンやチタン合金という金属で作られています。この金属は生体親和性に優れ、あごの骨としっかり結合するため、強く噛みしめても耐えられる強度があります。また、定期的にメンテナンスに通ってきちんとセルフケアをすれば、10年以上長持ちさせることも可能です。

5. 見た目がきれい
口元の印象は歯によって大きく左右します。入れ歯やブリッジの場合は色味が不自然であったり金具が見えたりと、見た目の印象が悪くなりかねません。インプラントなら見た目も天然の歯と同じようにきれいになり、会話や飲食の際に口を開くことに抵抗を感じないでしょう。

 

一方、デメリットとしては、治療費が高額になることが挙げられます。なぜ高額になるのかというと、インプラント治療は原則的に保険適用外となり、健康保険がきかず自費診療になるからです。
また、治療期間が上二つと比べると長くかかります。インプラントの治療期間は個々の症状によって異なりますが、約2~6ヵ月です。
他の治療法と比べると治療期間が長くなるため、さまざまな予定が立てづらくなることも考えられます。治療期間については、インプラント治療を受ける前にしっかりと確認しておきましょう。

インプラントは自費診療となりますが、周囲の歯に負担をかけることなく自分の歯と同様に扱うことができる、口腔内の違和感が少ない治療方法です。“噛む”という動作は、健康にも大きく影響します。インプラント治療で不自由ない生活を取り戻しませんか?
詳しくお聞きしたい方がいらっしゃいましたらいつでもお気軽にお声掛けください!

 

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