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こんにちは。TCの林田です!
今日は「顎関節症」についてお話します。

 

これって顎関節症?

“顎関節症” 一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
顎関節症とは「顎が痛い」「大きい口を開けづらい」「口を開けたり閉じたりする時に音がなる」
といった症状が起こります。

顎関節症は男性よりも女性に発症することが多く、10代から30代の若い世代の患者さんが多いです。
いったい何故顎関節症になってしまうのでしょうか、実は複数の原因が組み合わさって起こる多因子性の疾患だと考えられています。

  • 歯ぎしりによるもの
  • 精神的ストレスなどの心理的なもの
  • 生活習慣によるもの
  • 不正咬合によるもの
  • 外傷性の力によるもの

これらの原因のいくつかが合わされ、その人の持つ顎関節の耐久力を超えた場合に顎関節症になると考えられます。
顎関節や筋肉に負荷がかかり、耐久力を超えると顎関節のまわりにある顎関円板と言われるクッションの役割をする軟骨がズレて「口を開けるときゴリゴリと音がする、痛みを生じる、大きく開けられない、強く噛めない」などの症状が現れます。

 

顎関節症はどうやって治すの?

顎関節症の治療法については、歯科医院でのナイトガードを作成する方法があります。
ナイトガードとは夜寝ている間に上の歯にはめるマウスピースのことです。
寝ている間の歯ぎしりやくいしばりの緩和や、自分の歯の保護、顎の位置を安定させるために使用します。

また寝ている間のみではなく、日中何かに集中して噛み締めてしまう場合などにもご使用いただけます。
ナイトガードは保険適用で作成することができます。

口が開きづらかったり痛みがあると、毎日の食事でとってもつらいですよね。
症状が出てから早めに対処することで症状が和らぐこともありますので、少しでも「おかしいな、変だな」と感じられましたらご気軽にご相談下さい。