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こんにちは、DHの平川です。

今日は、歯がしみる原因についてお伝えしていきます。

 

歯がしみる原因は?

歯がしみる原因は、虫歯になっていることもありますが、くさび状欠損になっている場合もあります。
症状としては、冷たいものがしみる、風でしみる、歯ブラシが当たると痛い、などです。

 

くさび状欠損とは?

くさび状欠損とは、歯と歯茎の境目が歯ぎしりによって歯が欠けてしまっている状態をいいます。
歯ぎしりは睡眠中にされることがほとんどで、自分でも気づかないうちにされている可能性があります。本来は歯を噛み合わせた状態で下の顎を左に動かすと、左の上下の犬歯があたり、その他の前歯や奥歯の上下が離れていることが理想とされています。(右に動かしたときは右の上下の犬歯があたり、他の歯が離れていることが理想)

しかし、犬歯が離れて奥歯が当たっている場合はそこに負担がかかり歯が欠けてしまうのです。本来、エナメル質で覆われている歯は、歯ぎしりをすることにより欠けてしまうと象牙質が剥き出しの状態です。そこに冷たいものや、風、歯ブラシが当たるとしみたりするのです。

 

治療法は?

処置としては、

  1. 矯正(自費)・・・矯正で噛み合わせを理想の位置にする。
  2. CR充填(保険)・・・歯はほとんど削らずに、カタチを整えて欠けている部分に白いプラスチックを埋める。
  3. Hys処置(保険)・・・しみ止めを塗る。シュミテクトを使う。

2、3は一時的には落ち着きますが、歯ぎしりを続けるとCRが脱離したり再度しみたりしてしまいます。
そこで、2、3をされた方は「ナイトガード」をされることをお勧めします。「ナイトガード」とは寝ている時に使う、マウスピースです。これは保険適用の為、3,000〜4,000円程で作ることが出来ます。
まずは歯型を取り、数日後にはその方にあったナイトガードが出来上がっています。寝ている時の歯ぎしりは無意識なので、ナイトガードをしたからと言ってそれが治るわけではなく、上下の歯の間にマウスピースが入ることにより、歯を守ってくれるので負担が小さくなります。

いま、歯がしみて悩まれている方は一度歯科医院で診てもらってはいかがでしょうか?
もしかしたらそれは、虫歯ではなく、くさび状欠損かもしれません。