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今日はよく聞かれる『麻酔したけど、ご飯食べれる?』という質問にこたえていこうかなと思います!

 

実際に食事はどうしたらいいの?

基本的には麻酔が切れて感覚が元に戻れば飲食して頂いて大丈夫です。
ただ麻酔の使用量と、切れるまでの時間は個人差がありますので、正確に何時間で切れます!とお伝えするのが難しいですが、2〜3時間ぐらいを目安に考えられてください。

 

麻酔が切れる前に食事をした場合に起こる可能性があることは?

舌や粘膜を噛んでしまう

お口の中が麻痺した状態で食事をすると、舌や頬の内側の粘膜を噛んでしまうことがあります。

麻痺している状態だと、噛んでしまった感覚が分からないので、麻酔が切れてから頬っぺたが大きく腫れてしまうことがあります。

温度感覚がわからずに火傷をしてしまう

歯科の麻酔は、痛みだけでなく、冷たさや熱さに対する感覚も麻痺させます。治療から時間が経って、舌やお口周りの筋肉が正常に動くようになっても、温度感覚がまだ鈍っていることもあり、熱いもの食べた際に火傷をするケースも多々あります。

麻痺している間は、噛んでしまったときと同様、火傷したことに気付くことができないため、普段よりも深刻な症状が現れやすくなります。

 

どうしても食べたい…そんなときは?

空腹を我慢することは、結構辛いですよね。
なかなか我慢をすることが難しい時は、怪我のリスクを下げるため、麻酔が効いていない反対側の歯で噛むようにしてください。
お食事は熱くないもの、柔らかいもの(噛む回数が少なく済むもの)を食べていただくことで、怪我のリスクは低くなります。

また、お子さんが麻酔をされた際は、特に気をつけられてくださいね。保護者の方だけでなく、お子さん自身にもしっかり説明はさせていただきますが、それでも気になって、触ってみたり、知らぬ間に噛んでしまったり…ということはよくあります。

 

もし、誤って噛んでしまったりした場合は、早めにご連絡くださいね。

当院では、麻酔の痛みが不安という方のために、「笑気麻酔」と「電動麻酔器」を導入しております。

電動麻酔器では、注入の速度や圧力などをコンピューターで調節することができるため、麻酔をする時の痛みを軽減することができます。

麻酔に関して疑問がある場合は、いつでも当院スタッフへお尋ねください。