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ブログ予防歯科・ヘルスプロモーション小児歯科・小児矯正・咬合育成

結論から言うと、フッ素の害は少なくムシ歯には非常に有効 です!

当院では清掃が難しくなる矯正治療を行うお子さんには必須アイテムとして勧めているぐらいです
本日はこのフッ素のどのように付き合い方について、私なりの見解を述べさせていきます!
生えかけ、生えたばかりの歯が持つムシ歯になりやすい特徴
①歯の質が未熟で酸に対して弱い
②歯が削れていないため溝が深くプラークが貯まりやすい
③歯の一部が歯茎に歯ブラシを当てれない

こういう不利な状況が2年ほど続き、この間にムシ歯になることが少なくありません

今回はこの①に対するお話をしていきたいと思います

生えたての歯は質が低く酸によって溶かされやすい

お口の中のカルシウムなどのイオンにより、質が上がっていく(耐酸性の向上と言って、大人になるとムシ歯になりづらくなる要因の1つのなります。)

ここでフッ素を使うと・・・

お口の中にフッ素イオンでいっぱいとなり通常より速いスピードで耐酸性が向上

アパタイトと呼ばれる構造がフッ素を含む強化されたフルオロアパタイトに変化!
※未熟な歯の時期はフッ素を取り込みやすいとも言われています!

このように未熟な歯に対してフッ素を上手く利用する事は有効といえます
では、最後にどうやってフッ素を利用してもらうかなんですが、お勧めは
ご自宅での【フッ素洗口】>クリニックでの【フッ素塗布】
と私は考えています

クリニックでの高濃度のフッ素塗布はもちろん有効なのですが、もしどちらかを選べと言われたら迷いなくフッ素洗口を選びます!

これは一度の使用出来るフッ素濃度は決まっています
それをもし月に1度、来院してもらって行うよりも・・・
低濃度のフッ素のうがいを毎日してもらう方が多くの歯は多くのフッ素を取り入れる事になるためにです

ちなみにフッ素入りの歯磨き粉ではこの効果は薄いです

本日も長文になって申し訳ありません

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!