神経を残す直接覆髄、残らないときもラバーダム防湿で精密治療 スタッフブログvol.74

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こんにちは!
DH南園です
今年新人育成を行うようになり、私はずい分昔!ですが、自分の新人DHの頃を思い出すことがあります。
私がDHとして働き始め、最初に患者さんにされた質問は
「神経をとったら何が悪いんですか?」でした。

よく神経を抜かないといけないです、という話をする時は、治療回数や期間がかかる、被せものになってしまう、という点が挙げられますが
一番神経を抜くことのデメリット
「歯の寿命が短くなる」ことです。

神経をとっている歯、このように状態まで無症状で進行することも少なくないです

では何故、歯の寿命が短くなってしまうのでしょうか?それには主に3つの理由があります。

①歯が脆くなる
歯の神経は歯の真ん中を通っていて、痛みを感じたり
抜いてしまうと血が通わなくなり脆くなってしまいます。
脆い歯で物を咬むと、神経のある歯に比べ折れやすく、折れたら抜かないといけなくなってしまいます。

②被せものの下が虫歯になると抜歯になる可能性あり
神経をとって被せている歯の歯質の部分はもうほとんど残っていません。
そのわずかな部分が虫歯になってしまうと、再度被せられる可能性は非常に低いです。
また、神経のない歯は虫歯になっても歯自体の痛みがないため気が付きにくいデメリットがあります。

③根の先が膿んでしまう
神経のない歯なのに咬んで痛い、ということがあります。その場合は根の先が膿んで、歯の周りの組織が悪くなっているということ。歯が折れていたり経年劣化、細菌の侵入が起きているということが考えられます。
再治療も難しいケースはやはり抜歯ということになってしまいます。

治療をする時は保険、自費関係なくラバーダム防湿による正確な治療を・・・

以上のことは定期的にレントゲンを撮影する、咬み合わせをチェックする、ナイトガードをして歯ぎしりから歯を守る、等をしながら予防をし、出来るだけもたせていく必要があります。それでも寿命としては天然歯と比べ短いため(天然歯の半分、またはそれ以下と言われています)歯の神経を抜くデメリットはとても大きいと言えます。

ですから、神経を抜くほど深い虫歯にならないよう、やはり日頃からの歯磨き、医院での定期的なメンテナンスが非常に大切と言えます。
それから、患者さんの歯の健康を知るためにレントゲンは大事な資料ですので、検査の際は是非協力をお願いします。