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治療のこと
こんにちは、廣田夏歩です。
今日は気付かないうちの折れてしまう!中心結節の話です。
中心結節が何かご存知です???
中心結節とは、歯にツノのような突起物の事をいいます。
それ自体が悪いものではないのですが、これがポキッと折れてしまうと、感染を起こしてしまい神経をとらないといけない場合があるのです。
一昨年の患者さんですが、見たところ何もない??
しかし、お子さんはものすごく痛がっている
院長は恐らく中心突起かなと予想がついていた為
特別な器具で歯を触って行くと・・・
何もないと思われていた歯の中に器具が入って行くんです
やはり中心結節での感染で触られたという近くが出たところより
上を綺麗にしていきます
痛みはその日だけ消失し何度かの治療によって終了しました
その後、経過は良好で次第に未完成だった根も完成していきました
ただ、こんな思いはして欲しくないというのが私たちの気持ちです
メンテナンスの中でこれを見つけることが出来れば、
ツノのまわりを材料で埋めてあげると折れることがなくります
あとは自然な咬耗中で擦れ減って行くようにすれば、歯が持つ機能、歯髄腔の狭窄により神経が感染することなく保存することが出来るのです
前から4・5番目に見える小さなツノ
10歳前後のお子さんの歯が抜けた場合
ちょっと注意してみてください!
あれっと思ったらお近くの歯科医院に相談をしてみて下さい
ここまで読んで頂き、ありがとうございます!