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こんにちは!Drの徳永です。今回は歯の根の治療についてお話ししていきますね。

・神経の治療が必要になるのは主に2パターンです。

①虫歯が神経にまで及び、神経が感染してしまったとき

②以前根っこの治療をした歯の根の先に膿が溜まってしまったとき

・神経の治療の流れは、大まかに説明すると3ステップです。

①根の中の神経もしくは古い材料を除去する

②根っこの中をお掃除する

③根っこのなかの管(根管)に緊密な詰め物をする

根管は複雑な形をしていることが多く、根の先で分岐している場合もあります。

また、非常に細い根管の場合は、見つけるのがとても難しかったり、お掃除するのに時間や回数が多くかかったりします。

・良い治療とは・・

根管内から菌を排除し、根の先まで緊密に詰め物を詰ることが大切です。

・神経の大切さ

神経を失った歯の寿命は一気に短くなってしまいます。

根の治療を行なった歯の喪失リスクは、前歯で1.8倍、奥歯で7.4倍になると言われています。

そのため、できる限り神経は残したいと思っています。ただ、どうしても神経を取らざるを得ないときは最善を尽くして根の治療を行なっていきます。

次回は、歯の神経を守る最後の試み”直接覆髄”についてお話しします!