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こんにちはDrの徳永です。

2018年も残りわずかとなりましたが、みなさんどのような1年だったでしょうか。

今回は、歯周病についてのお話をしていきたいと思います。

歯周病とは、磨き残しが原因で歯茎だけでなく、歯を支える骨や歯の周りの組織も壊れていく病気です。

歯周病は気づかないうちに進行している事も多く、歯がグラグラ揺れ出したり、抜けてしまう寸前になってから来院される方も少なくありません。

歯周病の治療は、主に2つで、日々のセルフケアと歯石とりです。

歯石は歯ブラシでは落とすことができないため、歯科医院にて除去します。

セルフケアは、患者さん自身で行う日々の歯磨きです。歯科医院でのお掃除も大切ですが、何よりも大切なのは日々の歯磨きです。歯科医院で綺麗にお掃除をしても、その後の生活で歯磨きが不十分だと汚れ(プラーク)は数日で歯石へと変わって行きます。

お口の中の健康な状態を保つためには、歯科医院でのお掃除後の状態をしっかりと維持していただくことが重要です。歯磨きの仕方や道具など気になることがあれば、私たちスタッフにお気軽にお尋ねください。

腫れた歯茎の炎症を治すことはできても、一度失われた骨はなかなか元の状態には戻りません。なんとか骨を増やすためには、外科処置が必要となってきますが、骨の残り方によって有効な場合とそうでない場合があります。

そのため、早めに歯茎の検査を行って現状を知り、継続して良好な口腔清掃状態を保っていくことが重要です。

歯は宝物です。自分の歯でしっかり噛んで美味しく食事ができることは、とても幸せなことだと思います。また、健康な歯があって思い切り笑えることはとても嬉しいことです。

治療が必要な箇所は一度きちっと治し、その後は再び虫歯にならないように、また歯周病にならないようにみんなで協力しながらしっかりと管理していきましょう。

2019年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆様にとって、良い一年となりますように!

※次回、私担当のブログでは、

歯周病から歯を守りたい~歯周外科編~をお話ししますね。