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治療のことスタッフブログ小児歯科・小児矯正・咬合育成ブログ

こんにちは!Drの徳永です。
今回のブログでは、
ムシ歯で根っこだけになってしまった歯(ステージでいうとC4の歯)を救う治療法!
についてお話しますね。

「被せ物が外れてだいぶ経つ、もう歯医者に行ってもきっともダメだ」

通常、そんなC4の歯は虫歯が大きく上にかぶせ物ができないので保存することができません。そのため抜歯適応となります。
抜歯はしたくないからといって何もせずC4のまま放置してしまうと、その歯自体が感染源となり、周りの歯茎や骨、歯に悪い影響が及ぼされます。
・・・しかし、実はC4の歯でも、抜歯をしないで済む可能性があるのです。
歯茎の中に根っこだけ残っている状態から、歯茎より上に歯がしっかりと見えている状態にすることができれば、かぶせ物の土台を作る治療ができるため抜歯をせずに残すことができます。

C4の歯を救う方法は次の2つです✨
①クラウンレングスニング:歯茎の位置を調整して、歯茎の中にあった歯を見えるようにします。
②エクストリュージョン:歯茎の中に隠れている歯を、ゴムによる矯正の力で引っ張り出します。

どちらも、根っこの長さがある程度必要にはなるので、事前にレントゲンで確認を行います。
まずは相談から近所の歯科医院さんにお尋ねください。
良い方法が見つかるかもしれません。

 

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